ふぐの毒について③

050-150x150前回はふぐの毒の正体、テトロドトキシンについて書きましたが、

現代では既にふぐ毒の解毒法はすでに確立されているというのをご存じですか?

 

解毒法確率の始めは、昭和三十四年に、当時下関市の水産大学に在籍していた藤井実教授が、亜硫酸ソーダをリン酸で中和処理した混合液(SP剤)で実験したところ、無毒化に成功したのがきっかけだそうです。

ただ、SP剤は直接人体に注射すると有害なため、更に試行錯誤を続けます。

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