ふくちり(ふぐ鍋)の作り方

chiriさて、前回の「もみじおろしの作り方」に続きまして、今回のふぐ豆知識は、「ふくちり(ふぐ鍋)の作り方」と題して書いていきます。

当店「料亭のふぐ宅配便 藤吉」のふぐ鍋セットにも、簡単な調理方法のビラをお付けしておりますが、この内容を少し掘り下げてご紹介していきますね。

ふくちり(ふぐ鍋)の作り方

<材料>

[野菜]
白菜・しらたき・葛きり・人参・春菊
白ネギ・椎茸・えのき・生麩・お餅など

[薬味]
もみじおろし・小ねぎ
※もみじおろしの作り方はコチラをご覧ください
※小ねぎはできるだけ小さくきざんだ方が美味しいです

<炊き方の手順>

①材料が準備出来たら、土鍋または鉄鍋に、こぶの出汁を入れます。

②出汁が沸騰しましたら、ふぐの身を人数分(1人につき2〜3切れが目安ですが、お好みによって調整してください)投入します。

 

続きを見る

もみじおろしの作り方

IMG_5684こちら山口県は、朝晩冷え込む日が多くなってきました。

もう暫くすると、山々が色付き始めてまた美しい紅葉シーズンの到来ですね!

そして、皆様お待ちかねのふぐの季節もやってきます!!

さて、今回のふぐ豆知識は、ふくちり(ふぐ鍋)で欠かせない、もみじおろしの作り方をご紹介します。

「料亭のふぐ宅配便 藤吉」のふぐ鍋セットに同梱されている、ふぐ鍋の相性を一番に考えてつくられた「藤吉オリジナル特製ポン酢」に入れると、最高にふぐ鍋を堪能出来るもみじおろしです。

もちろん、ふぐ鍋セットにも付いて来ますが、もっとたくさん使いたい方には、チェックしておきたいレシピですね!

では書いていきます。

<もみじおろしの作り方>

①まず、おろし金などを使って大根おろしを作ります。
おろし方としては、大根の繊維に沿って「縦」におろすと辛くなりません。

 

続きを見る

ふぐヒレ酒の美味しい入れ方

とら河豚が最高に美味しい季節ですね♪

 

さて、本題の「ふぐヒレ酒の入れ方」です。

当店でも販売している「ひれ酒用ふぐひれ」ですが、

意外と美味しい入れ方を知らない方も多いのではないかと思いまして(^^

hirezake2-572x379

せっかくのふぐヒレですので、そのポテンシャルを最大限に引き出して、最高の香りと旨味を堪能したいものですね。

では説明していきます…。

続きを見る»

ふぐ茶漬けのレシピ

「ふぐ茶漬け」の簡単レシピが、お料理レシピのサイト「クックパッド」に掲載されていたので紹介してみます。

 

材料

ごはん・・・・・・・・・・・・・・・軽く一膳分

お茶漬けの素・・・・・・・・・・・・一人分

細ネギ(輪切り)・・・・・・・・・・適量

梅干し・・・・・・・・・・・・・・・ひとつ

緑茶(濃いめ)・・・・・・・・・・・適量

河豚刺し・・・・・・・・・・・・・・好きなだけ

 

作り方

①下準備

◎細ネギを切っておく
◎ブクブク沸騰したお湯で濃い目に緑茶をつくっておく

②丼に盛る

丼にアツアツのご飯をよそい、ふぐ刺しをご飯が見えなくなる程度に敷き詰める

その上に、

「お茶漬けの素」 
   ↓
「細ネギ」
   ↓
「梅干し」

の順でのせる…

続きを見る»

続・河豚とは?〜その⑥ 驚異的な生命力!

t_puffer_a10厳しい自然界をたくましく生き抜いて来た河豚は、実は驚異的な生命力を持っています。

前回の群産卵の熾烈な生存競争も特筆すべきですが、河豚は外敵に襲われ、例え全身が傷ついても、背ヒレや尾ひれを失っても、悠然と元気いっぱいに泳いでいるその光景も時折見かけるそうです。

そういった、そもそも河豚が持つ生命力に加えて、

 

◎目を閉じることが出来る魚である

◎音を出して威嚇出来る

◎膨張して威嚇出来る

◎鋭い歯や猛毒を持っている

 

などなど、ふぐは外敵から身を守るための独自の進化を遂げて来た、とても珍しい魚といえるでしょう。

続きを見る»

続・河豚とは?〜その⑤ フグの産卵は命がけ!

t_puffer_a07全国的にますます冷え込んで来ているようですが、皆様風邪などひいてませんか?

こんな寒い日は、藤吉の絶品のふぐ料理で、日本中の人々に心も身体も温まって欲しいな、と思う今日このごろです。。。

 

さて、前回の記事で、ふぐの最も美味しい時期は産卵前の2月であると紹介しましたが、今回はふぐの産卵について書いてみます。

 

フグ科の河豚の内、

 

◎トラフグ

◎クサフグ

◎ヒガンフグ

 

は、群れで産卵を行ないまして、これを群産卵といいます。

一方ふぐの中には、一対一での産卵をするものも居ます。

続きを見る»

続・河豚とは?〜その④ フグの味覚と料理について

 

t_puffer_a06ふぐの食べ頃は、秋の彼岸から春の彼岸までと言われています。

ちなみに、秋のお彼岸は9月20日~26日までの7日間で、春のお彼岸は3月18日~24日の7日間となります。

秋の彼岸を過ぎた頃に、河豚の産卵期が終わり、栄養を蓄えて体力や肉付きが回復しはじめるということで、食べごろになるようです。

実際には、12月から翌月2月の最も寒い時期が美味と言われています。

そして特に、産卵前の2月頃の身肉・白子の味わいは格別で、他のものでは味わえない最高の美味しさを堪能出来ます。

とら河豚の旨みの秘密は、筋肉の中に多く含まれるアミノ酸の「グリシン」と「リジン」が影響しています。

続きを見る»

続・河豚とは?〜その② フグの形態について

ふぐのイラスト(斜め前)数年前に「ふぐとは?」という題名で、その定義や生態などを記事として投稿しましたが、

改めて、意外と知らない河豚のことを紹介してみたいと思います。

 

今回は、その形態について。

 

フグの形態について

 

フグは沿岸性の魚類ですが、前回中国の例でお伝えした通り、河口まで上るものもあります。

 

顎の筋肉が発達しており、歯が強いので、小魚の他、甲殻類・ウニなども餌にします。

その強い歯で釣り糸も簡単に噛み切ります。

続きを見る»

続・河豚とは?〜その① フグの名称について

 

ふぐのイラスト数年前に「ふぐとは?」という題名で、その定義や生態などを記事として投稿しましたが、

改めて、意外と知らない河豚のことを紹介してみたいと思います。

 

今回は、その名称の秘密から。

 

河豚の名称について

 

フグ目フグ科に属する海産魚の総称を「河豚(ふぐ)」といいます。

生息地は世界中の温帯、熱帯の海に広く分布し、日本近海には約40種類がいると言われています。

食用として使われるのは、

冬鍋の王様とら河豚をはじめ、

マフグ・クサフグ・サバフグ・ヒガンフグ・コモンフグ・アカメふぐ・ショウサイフグなどがあります。

ここで本題ですが、

続きを見る»